大リーグ行きか、が注目される広島の黒田投手の泣かせる言葉である。150キロ台の剛速球で、締めくくってもらいたいものだ。見納めか?黒田 決意のラス投へ2006年10月16日(月) 11時14分 デイリースポーツ
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14日同様、16日も全国のカープ応援団は球場を「黒田一色」に染める構えだ。熱い男のハートを打ち続ける。一夜明けても黒田は「声援はうれしかった」と感謝した。
ただ、黒田以外の投手が登板した時にブーイングが起きたことを、黒田は気に掛けた。
「あれはやめてほしい。趣旨が変わってしまう。カープの選手を応援しに来ているんだから」。渋い顔で“行き過ぎ”を注意したのも責任感の強い男らしい姿だった。
「投げたい」と黒田。今季、応援してくれたファンへの感謝を込め、登板を志願した。あとはブラウン監督のGOサイン待ちだ。
日本ハムがパリーグで優勝。その日本ハムのビッグバン打線の一角を担った、片岡が、阪神を最後に、引退。
2安打で花道飾った…男泣き片岡、別れの舞「野球に感謝します」
2006年10月13日(金) 8時2分 サンケイスポーツ
セ・リーグ、阪神5-1中日、最終戦、中日14勝7敗1分、12日、甲子園)甲子園が泣いた。阪神ナインも中日ナインも、みんなが泣いた。阪神・片岡篤史内野手(37)が12日の中日戦(甲子園)で、15年間の現役生活にピリオド。『6番・三塁』で出場し、2安打を放って、勝利で花道を飾った。苦しんだタテジマでの5年間だったが、野球に対する真っすぐな姿は、ファンの脳裏に、深く刻み込まれた。
花道を男泣きで濡らした。悩み、苦しみながら戦い抜いた片岡らしい。甲子園を埋めたファン。両ベンチ前に並んだ仲間たちに見守られ、マウンドに立つ男の目から、涙が止まらなかった。
「(阪神では)思うような成績が残せず、何度も泣きながら…泣きながら球場を後にしたこともありました。高校時代に教わった気合と根性を前面に出して戦ってきましたが、もう限界です…」
真っすぐな言葉だった。日本ハムでの栄光、阪神での挫折。走馬灯のように頭を巡った。しかし逃げずに全力でぶつかってきた。だからこそ「夢に見た甲子園で、8歳から始まった野球人生をこれだけのファンの前で終えることができた自分は幸せ」と胸を張った。
岡田監督に直訴し『6番・三塁』で出場した引退試合。五回に中前適時打、七回に左越え二塁打を放ち、花道を飾った。打球を追った左翼手は立浪。最後の舞台が甲子園で、親友のいる中日戦。「運命を感じた。本当に楽しいこと、悔しいことをいつも…」。嗚咽で言葉は続かなかった。
15歳、名門・PL学園で出会った。「デカイのにカ細い奴やな」と立浪。「すごい選手や…」と片岡。そこから始まった2人。高2の冬には大不振の片岡を立浪が誘い、寮の裏山で朝5時から落ち葉を拾い、同校の教えの“徳をつむ”を毎日続けた。高3で春夏甲子園連覇を果たし、別々の道に進んだが「お互い何十年たっても、あの時と同じ気持ちのまま、やろう」と誓い合った。頻繁に連絡し合い、励まし合いながら歩んだ道。20年を経ても、何も変わらなかった。
9月30日、甲子園。優勝を占う大一番は互いにベンチに座っていた。二回、中日の攻撃。8番・谷繁の時、投手に代わってネクストに立浪が立った。本来なら若手が担う役。それを自ら買って出て、真剣に素振りを続けた。恥も外聞もない、ただ野球への真摯な思い。一塁ベンチの片岡には、痛いほど伝わった。その裏。8番・藤本の時、林を制し、自らネクストに立った。「プロ15年で初めてやな。あいつはそういう奴や…」。首位攻防戦の影で、出番のなかったベテラン2人の見せた姿。それこそ、純粋に白球を追いかけた時代と、変わらない情熱だった。
「生んでくれた両親、支えてくれた家族、素晴らしい先輩、素晴らしい友、素晴らしい人生…与えてくれた野球に感謝します!」。大歓声に包まれた。阪神移籍後に誕生した2人の愛息から花束を受け、立浪と抱擁を交わし、両軍ナインの胴上げで5度、空を舞った。みんな、泣いていた。最高の引退試合だった。 [ 10月13日 8時2分 更新 ]
中日、昨日の巨人戦、延長12回で、同点に追いつかれた後も粘って、福留のタイムリー、ウッズの連夜の満塁ホームランで、勝ち越し。締めは、岩瀬で決まり。10月10日10時21分シリーズ制覇が決まった。
やったあ優勝だぁ。落合監督の言葉に詰まり落涙のコメントが、よかった。そうそう予想通りは、相手のあることに思惑通りにはいかないということが、さらに実感できた。よく優勝できたな、と振り返ればそう思う。今年の前半は、交流戦前で、巨人の独走かと思った。交流戦の戦い方次第だと昨年の経験がある。巨人は、交流戦で躓いた。西武との三連戦での三連敗が効いた。阪神は、交流戦を無難に抜ける。オールスター後、中日にM40がともる。ここから勝率が落ち、投手陣の倒壊が始まる。9月、阪神の快進撃が始まる。9月から10月10日までの戦歴は、巨人に2敗、中日に3敗しているだけ、だ。後は全て勝っている。20勝5敗である。勝率8割である。この圧力は、驚異以外の何者でもなかった。
今度は日本シリーズだ。頑張れ、中日。
投手中田の調子がいまいちだったけど、四回の8点が効きました。横浜の鎌田の出来がよくなかったのだろう。英智の朝ファインプレーで、流れを変えて、ウッズの満塁ホームランで決まり。ウッズ足の負傷大丈夫かあ?
ともあれ、M1だ。今日の巨人戦で、決めてもらいたい。ここまで来るのに長すぎたよ。一時は駄目かと思ったすから。それもこれも、阪神の驚異的な強さ、粘りがあったからですわ。何度これで、ペナントがこちらのものと思った時期があったのだけど、悉くそれが覆された。そりゃあ、脅威でしたよ。
最後に、落合さん、「だから言ったでしょ」という発言はやめてもらいたい。まるで、預言者じゃないか、その言い方。
昨日の中日の負け、阪神の勝ちで、デッドヒートへ突入だ、一戦も負けられない状態だったのが、今日で、まったく状況が変った。
今日は、中日が、後半逆転されてから再逆転で、からくも勝ち。一時はこれで負けかと思ったが、すっきりとした点の取り方ではなかったが、かろうじて勝てた。
また、立浪が絡んだ逆転劇を見れました。一死満塁で立浪の3塁野選で、2点追加で勝ち越し。平井が8回を押さえて、最後は、岩瀬が締めて、やっとの勝利。最終的に、相手横浜の野選で、勝てました。投手の朝倉が、崩れかそうだったのだが、崩れず7回まで持ったことが大きかったと思う。
で、一方、阪神の方が、やっと巨人に延長10回に鈴木、二岡、李、高橋由の連打で4点取られて、負けてくれました。驚異的、恐ろしいほどの阪神の快進撃も、やっと一服。
阪神を一点に押さえた、西村、林、豊田、高橋尚 - 阿部のバッテリーに感謝。
通常は、巨人には負けてもらいたいものですが、ファンは現金なもので、今日の巨人には、ありがとうと言いたいですな。
これでM2だ!!!!!。
横浜―中日の8回、横浜の村田(左)に逆転の3点本塁打を打たれた中日の岡本。中日は2―3で横浜に逆転負け。中日の優勝へのマジックナンバーは「4」で変わらず(7日、横浜)(時事通信)
仕事上、中継をラジオでも聞けないし、テレビも見れない状況は分らないのだが、ヤフースポーツで魔の8回を振り返ってみると・・・。 左腕小林が、横浜の2番の左バッター藤田をワンエンドワンで、討ち取ってツーアウト。ここで右バッターの内川に対して、右腕岡本にスイッチ。岡本は、内川にストレートのボールフォア。ここで誰も、岡本に声かけなかったのか?!ストレートのフォアボールだぞ。ツーアウトとはいえ、ここは誰かがマウンドへ、投手の岡本に気分転換で声をかけに行く状況だろう。 その後、定石どおり、四球の後のストレートを待っていた、村田にホームラン。スリーランとなる。もし、誰もマウンドへ行かなかったとすれば、丁寧に戦っていくべき状況下で、それこそ定石を守らなかった油断だとしかいえない。この敗北が、響くことになるかどうかは、阪神に依存する。阪神あと、中日戦を挟んで甲子園2戦、広島での広島戦の三つだ。雨天中止のヤクルト戦が2つである。全部勝つ勢いだ。 それに引き換え、中日さん、こんな油断した戦い方していて、大丈夫かぁ?!不安だな。
古今とこ、ほぼ連日中日戦のことを掲載しているなぁ。北朝鮮の核実験とか、安倍内閣のついての見方とか、思ったことを述べることを差し置いて、やはり今日もプロ野球だ。
で、昨日は、決めてくれました。立浪が、さよならヒット。立浪は一時は、スタメン落ちで、引退も考えたそうですが、ナインが止めるなと制止され、思い直したそうである。それからの切り替えが、彼の凄いところ、連日の練習を地道にこなし、昨日の前日も室内練習場に、独り残って、練習していたとか。
ピンチヒッター家業は、孤独である。九回ランナー一二塁。ピッチャー岡本の打順。戦況は当然代打である。バッター立浪の球場アナウンスと共に、待っていた球場の歓声が、立浪を向かえる。彼は、2004年の優勝時は、四番を打った。得点圏打率、4割以上であり、得点圏打率がこれほど高ければ、「勝負強い」「立浪に回せ」がチームの合言葉になる。ファンも彼が打てなければ、仕方ないと納得できるそれだけの説得力を持ったバッターであった。こうした経験は、今のピンチヒッターの家業にも生きているのだろうと思う。
体のそこから湧き上がる責任とそれを達成しようとする挑む意思が、緊張感に交差し引き締まる。身震いがするほどの圧迫感だ。
カウントは、スリーボールだ。通常、ここで一球待つ。が、立浪は、打った。サヨナラ。やったね。
かの落合という監督のコメント
そうだ。なるほどね~。でね~あんたぁ、そんな感じでは、五つ勝つて見ても、目標の達成感も薄らぐのでは・・・。総て勝つの意気込みでやってこそ、結果はどうあれ、達成感とそこに得られる経験の質も、選手の一体感も全く違うものになるのではないか。
ウッズも、自分の成績より優勝の達成感を望んでいる。福留は、計り知れない重圧感、緊迫感に充実感を持って望んでいる。へぼな監督の予想を裏切って、後すべて勝つ、その意気込みが、「短期決戦」への選手の姿勢だ。
今日は阪神ヤクルト戦は雨で中止。今日も、勝ってもらいたい、中日に。
先発、佐々岡、中日は川上。
先発が朝倉。対戦相手の広島が、長谷川の先発。長谷川の球は重く、マウンド裁きも旨い、と聞いていたので、どうよと思っていたが、朝倉もいいピチィングをしたようだ。
先々日の阪神戦の雨天中止は良かったと思う。というのは、雨天で、残念がっていたどこやらの監督(落合のこと)もいたが、これで、阪神の直接対決が避けられ、その後の試合展開が、相手の勝敗も気になるのだが、勝つことだけに集中しなければならない状況ができたことを喜ぶべきなのだ。あの甲子園戦が避けられたの有利不利で言うなら、大きな有利が中日に転がったことになる。もし、阪神戦で中日が負けたら、追っかける方のチームの方が、勢いをさらに加速させるだろう。追っかけられる方は、守りに集中するのが当然の精神のあり方だ。故に焦りに集中してしまう。勢いと焦りのどちらの心性が、<人の力>を出せるか、答えは、決戦結果はどうあれ勢いの方に軍配が上がる。
短期決戦は、対戦相手の力がほぼ互角とするなら、勢いがあるほう、過去の対戦での「成功」体験が、勝利への駆動力となる。そして、監督や指揮するものの当該団体の分析を通じた「予想」を超えたアモルフな「力」によって、勝利をものにするものだ、と思う。前年のロッテの日本一も、ロッテはプレーオフの勢いを残し、一方の阪神は早めに日程を終えてしまって、試合勘が薄れ勢いが低下していたから、起きた現象だと見れなくも無い。
あとひとつは、チームの特色にある。先行逃げ切りの中日の特色に、合った戦い方が、阪神が雨で流れたことによって、できることが大きい。
先だっての凱旋門賞のディープインパクトの戦い方これとまったく逆の展開だった、日ごろ外から、ディープはごぼう抜きの見ている方にとっては、胸のすく「力」強い勝ち方をする馬だと思うが、逃げ切りに持ち込まれた。これが敗因の大きな原因だろうか。それと、これは憶測だが、凱旋門賞の4頭の出頭馬が同じ調教師であった。ディープが、得意としない逃げ切りに追い込まれたのは、フランスの競馬界の調教師による戦略だったのではないかと思える。
ともあれ、これからは短期決戦と同じだ。星勘定を優先している監督、採らぬ狸の皮算用しか出来ぬ監督の下で中日選手の動機付けが、どこにありや?!
ディープインパクト、凱旋門制覇ならず。残ねーん。
競馬にはまったく疎く、語れることなど無いのですが、その名前ぐらいは聞いたことがあったので、TVを見ていたが、残念ながら3着でしたわ。ぐすん。