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 何度も述べるのが、デフレ圧力が進行中である。デフレ懸念が日経紙を除いた「大」新聞に大きく取り上げられるのは何時の日になることやら・・・・。それまでしつこく掲載しようかな。
焦点:リセッション入りした先進各国に忍び寄るデフレの脅威2008/11/20(木) 14:56:12 | 国際
【フランクフルト/ワシントン 19日 ロイター】 先進各国でリセッションが現実のものになるなか、政策担当者は経済がさらに深刻な状況に陥る可能性を憂慮し始めた。デフレーションだ。

 日本の10年に及ぶデフレとの戦いは、各国当局者の記憶に深く刻まれており、中銀と政府は過去の過ちの回避に向け、確固たる行動を取るとしている。

 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのノボトニー・オーストリア中銀総裁は10日、「デフレは克服が非常に困難であるため、金融セクターにとって恐らくは最悪のケースと言える。各国中銀はこれを回避するため、あらゆる手立てを尽くすだろう」と述べた。

 景気後退局面を乗り切るための銀行や企業、家計による債務削減努力に与える打撃を考慮すれば、とりわけこの時期の継続的な物価下落は望ましくない。

 突然のマイナス成長とインフレ後退に見舞われた各国中銀は、すでに金利を引き下げており、追加利下げも辞さない構えだ。ただ、エコノミストは、物価が底を打つまでに中銀の金利政策が尽きてしまう可能性があると警告している。

 ゲーテ大学のStefan Gerlach教授は「景気の後退期は、拡大期よりも金融政策の効果は薄い」とし、「中銀は金利を上方に好きなだけ動かすことができる反面、下方はゼロが限界だ」と述べた。

 米連邦準備理事会(FRB)は政策金利を1%に引き下げた。日銀の政策金利はわずか0.3%だ。これに対し、欧州中央銀行(ECB)と英イングランド銀行(中央銀行)の政策金利はそれぞれ3.25%と3%で、依然として引き下げ余地がある。

 インフレ率が歴史的な高水準に達したのはわずか数カ月前のことだ。しかし、今ではすべての先進国で、成長の減速やエネルギーと食品価格の急落を背景にインフレ率は低下している。

 米原油先物は7月に1バレル=147ドル超の過去最高値を付けたが、その後、水準を約3分の2ほど切り下げ、現在は53ドル前後で推移している。

 10月の米消費者物価指数(CPI)が過去最大の落ち込みとなるなか、市場は経済がデフレ・スパイラルに陥る可能性を懸念している。

 FRBの政策担当者はECB当局者と同様、これまでデフレリスクを軽視してきた。一方、イングランド銀行のキング総裁は、英国がデフレに陥る可能性を排除できない、と述べていた。

 (Krista Hughes、Mark Felsenthal記者;翻訳 山口 肇)
 2008/11/20 14:26
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