主に政治と経済について、思いついたことを語ります。リンクフリー、コピーもフリー
う~ん、これは英国の失政に繋がると思う。英国は、為替のレートは変動相場。増税策は一般にIS曲線は、左下方へ移動。その結果、ポンドは高くなる傾向を持つ。金融緩和による通貨供給LM曲線の右移動が不足、つまり、増大が不足すれば、ポンドは、変動相場を通して相対的に他国の為替レートより高くなる。その結果、ポンド高は、英国内の財の上昇、国外の財の低下を通じて、純輸出の減少を招き、国民所得は減少する。長期国債の買取による量的金融緩和を英国は採用したが、緊縮財政と、それぞれ相殺してしまうように思うのだが、なんだか英国も、血迷っているなぁ、という印象。【ロンドン=有田哲文】英国のダーリング財務相は22日、09年度予算案の発表に伴う演説で、09年の経済成長率がマイナス3.5%に落ち込む見通しを示した。税収減を補うため、年収15万ポンド(約2230万円)を上回る納税者の所得税の最高税率について、来年4月から10%幅引き上げて50%にするなどの増税方針も表明した。
景気の落ち込みに伴い法人税収などが減る一方で、金融機関支援などの負担もあり、財政が大幅に悪化した。毎年どれだけ歳入が足りないかを示す財政赤字は、国内総生産(GDP)に対し、09年は12.4%、10年も11.9%になるとした。これにより、借金から資産を差し引いた政府債務も増える見通しで、GDPに対し、09年は59%、10年は68%、11~12年には74%にのぼるとした。
英財務省はこれまで所得税の最高税率を45%に引き上げる方針だったが、さらなる増税が必要だと判断した。ダーリング財務相は演説で「今年は所得税増税は求めない。しかし、経済が回復して賃金が再び上がり始めれば、次の段階に進むべきだ」と述べた。増税としてはこのほか、アルコール課税を22日夜から2%引き上げる。ガソリンへの課税も原油価格をにらみながら、9月以降、段階的に引き上げる方針を示した。
予算案では同時に景気刺激策も盛り込んだ。目玉は、新車買い替えに対する補助金。10年以上経過した中古車を手放して新車を買う人に2千ポンド(30万円)を補助するとした。ドイツなどが導入し、売り上げを伸ばしている制度にならった。
ただ、予算案は今後の景気持ち直しを前提にしている。10年の成長率は1.25%の伸び、11年の成長率は3.5%の伸びを見込んでいる。 朝日新聞
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