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 新家義貴氏の原油高の物価に対する影響をGDPデフレーターを使って論じている興味深い議論が掲載されていたのに気づいたのでリンク掲載。「消費者物価上昇でもデフレ脱却はまだ先」である。データで説明してあって極めて説得的である。氏の様な方が、本来のエコノミストと称することが出来る方なのであろう。必読もの。
 自民党の増税派や金利上昇派どもや民主党の仙石議員初め、ほとんどの民主党の議員のマクロ経済音痴どもには、デフレ脱却ならぬ金融政策の「不勉強の脱却」をお勧めする。

 原油高と円高による株安と続く経済不安は、国会議員たちの不勉強を原因とすることが、日銀総裁の同意不同意の「事件」で、さらに鮮明になったな。(笑)

追記:

 日銀金融政策の迷走、2003年の財務省との為替介入による円安政策と量的金融緩和と長期国債の大量購入によるベースマネー増大策、インフレターゲットもどき政策による名目経済成長率のわずかではあるが向上は、日銀福井の功績である。それによって、株価の上昇、資産価格の上昇が、齎されたと認識することが出来る。それは福井の今までの総裁であった速水優との大きな違いであり、市中に希望を持たせるものであった。この功績は、大きく評価できるのではないか。
 
 が、その後のデフレ認識の欠落による強引な「金利の正常化」による金利の上昇、ベースマネーの減少は、景気後退観の醸成、更に、インフレ期待を剥落させてしまった。その期待の剥落は、予想以上に大きく、株価の下落また資産価格の下落を引き起こし、「期待」の方向を逆転させた罪は、かなり重いといわざるを得ない。
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