またまたやってくれるわ、自民党はん、国会でまともに答えられん法務省、北朝鮮の核実験で煽られて、安倍に風が吹いたところで、共謀罪の導入ですか。「新自由主義」のかなり忠実だった小泉はそれほど積極的でなかったが、嘘っぱちの愛国、出鱈目な「新自由主義」を説く安倍はこの導入にかなり熱心。「新自由主義者」フリードマンは、政府の役割をほとんど無くすことを夢見て、「自由の選択」を説いたのである。「愛国心」などもてのほかである。再三、言うが、愛国は、社会民主主義という「社会の連帯」の元に語られ、自由主義や新自由主義の下では、連帯性ニ根拠を置くものでないが故に、愛「政府」心、に陥るか、せいぜい、利己主義の選択の自由として私的な良識として相対化を試みるぐらいの方法しか残されていないのである。
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重大情報!共謀罪は10月24日法務委員会法案審議冒頭に強行採決か!?(海渡弁護士)
共謀罪の行方に関心を寄せるすべての方へ
海渡 雄一(弁護士)
本日18日、日弁連主催の共謀罪反対集会が開催されました。私はパネルディスカッションのコーディネーターをつとめたのですが、次のような情報を総合すると、共謀罪は10月24日法務委員会の法案審議冒頭に強行採決される可能性が高いと結論づけるに至りました。
みなさん、直ちに、強行採決を許さないという声をあらゆるところから上げて下さい。まだ、時間は残されています。
根拠1
民主党の平岡議員(法務委員会理事)が、今国会では自民党が法務委員会でどの法案を審議するか、順番を決めようとしない。順当に行けば、信託法から審議にはいるというのが普通だが、そのような話が一切ない。平岡議員は、与党は、共謀罪から審議すると通告するのは間違いないだろうと言われている。
根拠2
与党理事が平岡議員の来週月曜の行動予定をしつこく聞いていたと言うことである。
これは、月曜日23日に法務委員会理事会を開催して、24日の開催日程から強行してくるためである可能性があることを示している。
根拠3
採決予定を明らかにしないのは、22日の補選までは、強行採決の意図を隠し、市民の反発を避けて、補選での与党勝利の障害要因をなくしたいためだというのが、平岡議員の分析だ。
根拠4政治的自由が、保障され無ければ、政治側も選択肢をさまざまに失うことになり、是非はともかく強大な権力がのさばることになる。世間としての規制が、強い日本で、さらなるその規制が強くなる。規制緩和の自由化は、推進しながら、政治的自由には規制をはめようとする。なんちゅう自由なんだこりょあ。
政府与党がこれまで、強行採決に失敗してきたのは、事前のノーティスがあり、市民側がこれに反対する準備をすることができたためである。この経過に学んで、政府与党は事前の計画を徹底して隠し、逆に今国会の成立は困難という情報を流して、市民の油断を誘い、一気に準備不足のところを襲おうとしているのではないか。
根拠5
法務省と外務省のホームページでのこの間のなりふり構わない日弁連攻撃は、日弁連の疑問にはホームページで既に応えたとして、国会審議を省略して強行採決を正当化する口実づくりとも考えられる。日弁連は既にこのホームページにも反撃しているが、http://www.nichibenren.or.jp/ja/special_theme/complicity.html 政府側は、論理的な説明は不可能であろうから、問答無用の正面突破を図る可能性がある。
根拠6
政治力学的にも、もし、補選で与党が勝利した場合には、この瞬間をおいて、共謀罪の一気成立をはかるタイミングは考えられない。このときを外せば、次の参院選が焦点化し、また、条約起草過程の解明や世界各国の条約実施状況の問題など、与党側は追いつめられていく一方だ。
確かに、このシナリオには、弱点もある。このような乱暴なことをすれば、野党の反発を招き、国会が中断されてしまい、他の重要法案の審議に差し支える可能性があるという点である。
また、補選で与党が一敗でも喫するようなことがあれば、状況は変わるだろう。
しかし、今日の集会で、ジャーナリストの大谷さんが、今週末には予備選だけでな
く、核実験もありうることを指摘し、二度目の核実験を背景に、安部政権による国内には北朝鮮の工作員が3万人もいるのだから、共謀罪は当然必要だ、不要だなんて言う奴は非国民だというムードが作られ、一気に共謀罪を成立させようとしてくる可能性があるという予言をされていた。
大谷さんは10月15日に予定されていたサンデープロジェクトの共謀罪特集が北朝鮮特集に飛ばされ、放映が11月に延期されたという事実も報告された。北朝鮮情勢は、補選にも共謀罪の行方にも大きな影を投げかけている。
とにかく、来週火曜日は最大の警戒警報で迎えなければならない。後で泣いても手遅れなのだから。
(以下中村順英)
私自身も、やや警戒感を緩めていたところだが、確かに、この補欠選挙が無事終われば、与党は怖いものがない。
来年の通常国会では、参議院選挙直前になることから、ここは最大のチャンスとばかり、かさにかかって、強行突破の可能性は高い。
最大の「警戒警報」下で、10月22日の、全国行動は盛り上げねばならない。