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金融システムのもろさ、誰も予見できず クルーグマン氏会見
 「金融システムがどれほどのもろさを抱えているのかをほとんど誰も予見できなかった」。今年のノーベル経済学賞を受賞するポール・クルーグマン米プリンストン大教授は7日、ストックホルムでの記者会見で米国発の金融危機について語った。

 教授は「伝統的な銀行システムが、(規制対象からはずれた)パラレル(並行した)銀行システムにどれほどの深度で取って代わられたかが見過ごされていた」と指摘。金融自由化を背景とする市場システムの複雑化に政府当局の規制や監視が追いつけなかったことがリスクを膨らませていたとの認識を示した。

 各国の景気後退への対応については「1929年の大恐慌の経験が、それを繰り返さないために生きるだろう」と指摘した。さらに「1990年代にゼロ金利下で激しいデフレ圧力にさらされた経済に対応した経験を持つ日本にわれわれは感謝すべきだ」と述べた。(23:48)日経ネット
なんとまぁ、皮肉な言い方だわね。周知のとおり、クルーグマンは、日本のデフレに対してインフレターゲット論、インフレ調整論を提唱したマクロ経済学者の一人。
 不徹底ではあるが、長期国債の買い入れによる「量的金融緩和」を日銀は実行したが、その解除も早すぎたというのが、「定説」である。これを踏まえての発言であるだろうから、皮肉である。


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