主に政治と経済について、思いついたことを語ります。リンクフリー、コピーもフリー
インフレと財政破綻の関係を考えてみると・・・・。
インフレ、消費者物価が上がることは物やサービスの価値が貨幣、通貨に対してあがること。であれば、マスコミで喧伝されている、「税収不足」による財政圧迫などの問題は極端で不愉快ではあるが、仮説を設定すれば、今現状の物価を例えば700倍にすれば中央政府と地方政府の借金である700兆の価値が700分の1になり財政破綻は片付くことになる。この現象をインフレ税といい、民間所得が国に移転されることから「税」という言辞が使われる。
安定した国民生活を無視したいささか不愉快な極端なインフレを想定したのは、インフレは、国家財政を破綻に導くことはないということが述べたかったわけである。90年代のロシア、アルゼンチン、韓国、タイなどの東南アジア経済は、超インフレで財政破綻あるいは、財政危機に陥ったが、日本のように、借金が、国内で消化されている特別な国では、それは起こりがたい。第一次大戦後ドイツのハイパーインフレは、歴史的研究を読んだわけではないので、きっちりと説明できるわけではないが、一次大戦後、ドイツでは固定相場制かあるいは金本位制であった事が影響を加速したのかも知れないのだが、ドイツ中央銀行が政府の圧力によって、紙幣の増刷と市中にベースマネー、ハイパワーマネーを増大させたから、マネーサプライが大きくなったので起きた現象であって、財政破綻があったから起きたものではない。ので、インフレで財政破綻が起きるというのは因果関係を逆さまに診ているのではないのだろうかと思う。
で、デフレはこの逆の想定が成立する。インフレは、インフレ税といわれるように、所得の多いものが「損」をする。が、デフレは、貨幣価値が上がるのだから貨幣の所得の少ないものが、「損」をするのである。と同時に、デフレの下では財政破綻に近づいていくのは、インフレとの対照によって明らかなことだろう。
で、デフレはこの逆の想定が成立する。インフレは、インフレ税といわれるように、所得の多いものが「損」をする。が、デフレは、貨幣価値が上がるのだから貨幣の所得の少ないものが、「損」をするのである。と同時に、デフレの下では財政破綻に近づいていくのは、インフレとの対照によって明らかなことだろう。
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