主に政治と経済について、思いついたことを語ります。リンクフリー、コピーもフリー
吉見すげぇ!!! 8イニング94球ゼロ封◆中日2-0阪神
がけっぷちの大手柄だった。大一番、打線はゼロ行進…。あえぐチームを救ったのは吉見だった。「いつも通り(試合に)入れました。負けたら終わりとかあまり考えず、ゴロを打たせてアウトを積み重ねていこうと思った結果がよかったと思う」。分かっていても意識してしまう竜虎最終決戦。重圧を“無視” する度胸で8イニング零封だ。
今年のチーム一の孝行息子だ。重苦しい第3戦の先発は経験豊富な山本昌が予想された。だが、託されたのは3年目の24歳。先発と中継ぎ、チーム事情に合わせてフル回転してきた吉見だ。
8回2死後、赤星の右翼二塁打に中継ミスが絡んで三塁走者を背負ったが、関本を速球で遊飛に仕留めてピンチを断つと、派手なガッツポーズでチームを鼓舞した。落合監督は「いい、悪いじゃない。シーズン中も故障はあったけど、ゲームはつくっていた。復帰してからの状態も悪くなかった。先のことを考えてはいけないんだろうけど、きょうの試合は吉見の方がいいという投手コーチの判断」と、起用を説明。そして「素晴らしいピッチングをしてくれた」と、語った。辛口の指揮官が珍しく手放しで絶賛した。
運命的な快投だった。「連絡を取り合う先輩と投げ合えてよかった」。投手戦を演じた阪神・岩田とは高校時代からの仲だ。金光大阪高時代、吉見は大阪市内の治療院に通っていた。そこに来ていたのが大阪桐蔭高の岩田だった。
交流は今も続く。ともに今年ブレークし、仲良く10勝した。2人が先発で投げ合うのは5月4日以来2度目。前回はお互いに勝敗はつかなかったが、今回は吉見に大きな白星がついた。
1人で岩瀬までつないだことも大きい。総力戦覚悟だったこの試合。山本昌もベンチ入りした。投手をつぎ込めば、中1日しかない22日からの第2ステージが苦しくなる。逆転日本一への道を明るくする快投でもあった。 (生駒泰大)中日新聞
さすが立浪!前夜の三振きっちり生かした!
9回代打…V呼ぶひと振り 劇的なフィナーレを演出したのはミスタードラゴンズと呼ばれる男だった。この試合に“助演男優賞”があるならば、受賞者の有力候補は紛れもなく立浪だ。難敵・藤川を打ち崩してチャンスメーク。同じ1969年8月19日に生まれたウッズの劇弾を呼び込んだ。
「よかった。勝ててよかったよ。T(ウッズ)がいいところで打ってくれたね」。何度も「よかった」を口にするほど興奮した9回の攻撃。この日の出番は9回無死、チャンスではなく先頭打者として送り込まれた代打の切り札は確実に獲物をとらえた。藤川の1ストライクからの2球目の135キロフォークを中前へ。チーム2本目となる貴重な安打が先制2ランのキッカケとなった。
前夜の敗戦を無駄にはしなかった。実は前日19日の阪神戦(京セラドーム)、4点を追う9回に代打として打席に立っている。そして藤川の前に三振。だが、ただやられたわけじゃない。直球、フォーク、虎の守護神の軌道を鮮明に頭に刻み込んだ。「きのう打席に立てたのが大きかったね。イメージができていたから」。これが1打席に生きる男の仕事だ。
「せっかくいい形で勝ち進めたからね。1試合1試合大切に戦っていきたい。個人的にはもう1回、だね。1回? 1シリーズ1個、貢献していきたいね」。第2ステージは最大6戦、1回といわず何度でも貢献してもらいましょう。CS直前には腰痛に苦しんだ。打撃練習を休んだこともある。そんな状況での大仕事。東京ドームでは“主演男優賞”を狙う。 (兼田康次)
最高!! サイコー!! ウッズ弾が土壇場で阪神を粉砕した。チャンスメークの立浪にも感謝だ。吉見-岩瀬が重圧の懸かる大一番でライバルを完封リレー。中日が2-0で竜虎対決を制し、クライマックスシリーズ(CS)第1ステージを突破した。22日からリーグ優勝の巨人と日本シリーズ進出をかけて対戦する。史上初となるリーグ3位からの日本一を目指すぞ。
己を信じ、敵まで信じた。絶対に速球しかない、とわかっていた。「あの男は絶対に真っすぐを投げてくる」。息さえつけない激戦の“フィナーレ”を迎えても、ウッズは冷静だった。
「だってそうだろ? 藤川は速球が一番いい球の投手なんだ。もし2番目の球を投げて打たれたら必ず悔いが残る。だから、真っすぐを投げ込んでくるんだよ」
互いに一歩も譲らず、0-0で迎えた9回2死三塁。カウント2-3から守護神・藤川の1球に、全神経を研ぎ澄ました主砲が牙をむいた。そこまで5球すべてが直球。そして最後も…。真ん中高めに入ってきた150キロを、非情なまでに左中間スタンドにはじき返した。
「打った瞬間、入ると確信したよ。負けて帰りたくなかったから、最高の気分。オレにとっては今までにないベストゲームだ」。珍しくバンザイポーズも飛び出した。
土壇場で勝利を、CS第2ステージ進出を決めた大仕事に興奮を隠せない。藤川との“名勝負”に再び勝ったことも喜びを倍増させた。昨年9月14日の阪神戦。やはり同点で迎えた9回2死二、三塁でオール速球勝負を挑まれた。11球目を決勝適時打にした試合後、ウッズは藤川をたたえていた。この夜も速球だけで挑戦してきた心意気がうれしかった。
一時は不振に悩んだ男が、ポストシーズン開幕とともに生き返った。今季は開幕当初に“50発宣言”をしながら、激しい好不調の波に泣いた。不動の4番が、シーズン終盤は5番に。「打順は関係ないよ」。強がってみせたが、いつしか頭部に円形脱毛症のような症状が現れていた。
それでも日本シリーズ連覇に情熱を燃やし、腐ることなく練習したから本当の力が戻ってきた。CSに入って突然4番に戻した指揮官の思いも心に大きく響いていた。
「きょうの先発はヤマモトさんだと思ったのに吉見だなんて。“オチアイさん、やるな”って思ったよ。これで東京に行ける。巨人は強いチームだけど、絶対にうちが勝つ!」。完全に息を吹き返した主砲が、今度は原巨人に襲いかかる。 (安藤友美)
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