主に政治と経済について、思いついたことを語ります。リンクフリー、コピーもフリー
大方の「山井」先発予想に反して、中日の先発、小笠原。これには驚いたね。山井は無いだろうと思っていたが、川上だろって、思っていたのだが、軽く予想を外された。元々、小笠原は、リーグ戦の5か6月に、先発陣が総崩れのときに、丁寧な投球で貴重な勝利で、中日の連敗モードを塗り替えた投手。彼がいなかったら、おそらく、前半で中日のリーグ戦は結論がでていたかもしれない、また、後半、この位置にいなかっただろうと思われる選手である。
が、後半戦では、打線の援護が、無く、内容的にはほとんどの試合で、責任点数で抑えていたコントロール主体の「粘り」の左投手。打線の援護無しに投げる投手は、言いようも無く「孤独」だ。勝利が義務付けられた先発は、特にそのような傾向を持つものだろう。自軍の攻撃陣がいつか打ってくれるだろうと確証の無い「信念」めいたものを持って投げ続けなければならない。また、打ってくれないことに、怒りをぶつけるわけにもいかない。
後半戦途中にやり場の無い怒りもあったのだろうし、腐ることもあったのだろうと推測する。しかし、重要な初戦を、この日、当日に先発を言い渡されたそうだ。小笠原の中で、任された重責感が勝ったのだろうか、あるいは、前半戦の一丁やってやるかという意気込みが蘇ったのだろうか 。筆者は、彼はどちらかといえば、「意気」に感じるタイプの選手だと思う。やってやるぞという「意志」が勝ったように思う。
ともあれ、小笠原に勝利が付いた。後半戦の勝てないもどかしい息苦しさが、これで晴れ上がった。やったなぁ、小笠原。
が、後半戦では、打線の援護が、無く、内容的にはほとんどの試合で、責任点数で抑えていたコントロール主体の「粘り」の左投手。打線の援護無しに投げる投手は、言いようも無く「孤独」だ。勝利が義務付けられた先発は、特にそのような傾向を持つものだろう。自軍の攻撃陣がいつか打ってくれるだろうと確証の無い「信念」めいたものを持って投げ続けなければならない。また、打ってくれないことに、怒りをぶつけるわけにもいかない。
後半戦途中にやり場の無い怒りもあったのだろうし、腐ることもあったのだろうと推測する。しかし、重要な初戦を、この日、当日に先発を言い渡されたそうだ。小笠原の中で、任された重責感が勝ったのだろうか、あるいは、前半戦の一丁やってやるかという意気込みが蘇ったのだろうか 。筆者は、彼はどちらかといえば、「意気」に感じるタイプの選手だと思う。やってやるぞという「意志」が勝ったように思う。
ともあれ、小笠原に勝利が付いた。後半戦の勝てないもどかしい息苦しさが、これで晴れ上がった。やったなぁ、小笠原。
中日が先勝した。中日は3回、2四球と失策で2死満塁とし、谷繁の中前打で2点を先行。4回にはウッズの右越え2ラン、8回は井端の右前打で加点した。小笠原は的を絞らせず5回1失点。8回1死一、二塁のピンチでは岩瀬を投入して逃げ切った。
巨人は谷のソロ本塁打などで中盤から反撃したが、前半の4失点が最後まで響いた。
◇セ・クライマックス第2S
巨人-中日第1戦(18日・東京ドーム、44232人)
中 日 002 200 010-5
巨 人 000 011 000-2
▽勝 小笠原1試合1勝
▽S 岩瀬1試合1S
▽敗 内海1試合1敗
▽本塁打 ウッズ1号(2)(内海)谷1号(1)(小笠原)
(通算成績は中日の1勝)
(共同)
○中日5-2巨人●
互いに拙攻続きだったが、有効打の差で中日が競り勝った。三回に2死満塁から谷繁の中前適時打で2点先取し、四回にウッズが右翼席へ2ラン。八回には2死から走者をためて井端の適時打で貴重な追加点を挙げた。先発・小笠原の粘り強い投球も勝因。巨人の先発・内海はウッズへの失投が命取り。打線も決定打不足で、中でも阿部の元気のなさが響いた。
▽中日・落合監督 まだ先があります。どっちに転ぶか分からないゲームだった。小笠原はあれくらい放れる力は持っている。奇襲でもなんでもない。普通通りに投げてくれた。
▽巨人・原監督 内海は本来の調子ではなかった。とにかくクライマックスシリーズといういい雰囲気の中で戦えているのだから、明日から気持ちを切り替えて戦うということだ。
▽巨人・長嶋元監督 内海は本来のデキではなかった。制球に苦しんでいた。あした勝って1勝1敗に持ち込めばいい。
◇内海から会心の一撃…中日・ウッズ
中日の主砲・ウッズも「完ぺきにとらえられたよ」と自画自賛した。四回に会心の一撃が飛び出した。
2点リードの四回2死一塁で迎えた第3打席だった。巨人の先発・内海との今季リーグ戦での対戦成績は、17打数8安打(1本塁打)、打率4割7分1厘と打ち込んでいた。この日、2打席続けて際どいボールを見極めて四球を選んでも「フラストレーションはたまらなかった。ボールがよく見えていた」。カウント2-2からの甘く入った141キロの真っすぐを逃さず、右翼席へ放り込んだ。推定飛距離115メートルの2ランで、貴重な追加点をもたらした。
今季放った本塁打はリーグ2位の35本塁打にとどまったものの、巨人戦では3分の1を超える12本。そのうち実に7本を東京ドームで放った。「50%の力でもホームランを打てる」と豪語したほど、東京ドームが大好きなウッズ。この日の一発には「80%の力で打てたよ」と笑った。
阪神との第1ステージは7打数1安打だったが、その1本が初戦の一回に下柳から放った2ランと頼りになる4番のバット。「チームが勝つことが一番大事。巨人バッテリーは攻めてくれるので好きです」と振れているバット同様、口も滑らかだった。【武藤佳正】
○…5年ぶりの短期決戦で初戦を落とした巨人。試合後、原監督は「ミスが出ればこういう点差で結果にでる」と悔やんだ。巨人首脳陣は中日先発を山井か、朝倉と想定し、左打者の清水と脇谷を先発起用したが、先発は左腕の小笠原と裏をかかれた。先取点を許したのもミスで、三回1死一塁から、中村紀のボテボテの遊ゴロを捕球した二岡が二塁へ悪送球してピンチを広げた。攻撃でも一回2死満塁で阿部が左飛に倒れるなど拙攻が目立った。試合から2週間遠ざかっていた影響を問われた原監督は「何とコメントしていいのか……」と言葉を濁したが、選手たちは本来の動きではなかった。
○…中日・谷繁が流れを引き寄せる先制打を放った。三回2死満塁から、低めの変化球をうまく合わせてはじき返し、2者を迎え入れた。一、二回の満塁機を連続して逸したチームにとって待望の先取点。谷繁は「ここで点を取らないと流れが悪くなる。必死に食らいついただけです」。阪神との第1ステージでは7打数3安打と打撃好調だったベテランがチームを活気づけた。
○…中日の先発・小笠原が粘りの投球で期待に応えた。第1ステージ第2戦では中継ぎで登板した左腕は、今季の対巨人戦防御率1・00の相性の良さを見込まれ、送り出された。立ち上がりは制球が安定せず苦しい投球だったが、要所を締めた。相手の拙攻にも助けられ、5回をソロ本塁打による1失点に抑えた。今季は7月18日に6勝目を挙げて以来、先発では10試合勝てなかった。幸先のいい勝利に「久しぶりに勝ててメチャクチャうれしい」と素直に喜びを表した。
○…背筋痛で出場が心配された巨人の李スンヨプだが、4番・一塁で先発出場し、4打数2安打と気を吐いた。「2安打? 負けたら意味がない。背中の痛みは多少あるけど、打撃には関係ない。守りの動きに不安はある」と、敗戦に表情は暗かった。
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