主に政治と経済について、思いついたことを語ります。リンクフリー、コピーもフリー
安部の突然の退陣により、自民党の総裁選にマスメディアの注目が集まっているが、誰がなるのかも重要なのだろうが、今の日本にとって、そうしたことより、何をしてくれるのかが重大な関心事であるだろう。その点から、見ると、麻生さんと福田さんは、対中国、朝鮮外交での違い、戦没者の慰霊方法を巡っての靖国神社の処遇の仕方の違いなどの政治的な違いが見えることだけでしかないのは残念である。そうしたことから見れば、二人の「人格」の差、またそれによる人事の差でしかない無いことになろう。そうした人物論議も是としたいのだが、主として日本経済はそうした人物による差によって、変わりうる「構造」的な事態にだけに直面している牧歌的な状態ではないのである。
二人とも、消費税の増税には着手しなければならないとする。福田は、目的税ではない消費税、麻生は福祉目的税としての消費税である。国民経済の体力が、十分でないとき、デフレの脱却もなされていないときに、消費税の増税など、有効求人倍率が、団塊の世代の退職と「景気」の拡大によってやっと改善され、失業率も3.6パーセントにまで改善された状況下で、そのようなマクロ経済政策を採れば、自然増収もまったく見込めず、更なる緊縮財政への道に赴く懸念がある。そうした将来見込みが成立する中、残念ながら、彼らは、本人の意思とは別に、総理になりたいだけの物悲しい政治物語に終わる結末を描くことになるかも知れない。日本を立て直すという意志と信念あるのなら、その適切な采配を、政策を唱えるべきである。この点では、はっきりといって安部の、すなわち、中川秀直の「上げ潮」路線、経済成長路線の方が、実際に「稼動」させることが日銀の福井の頓珍漢な「経済」観によって阻害されてきた悲劇があるが、数段も上の経済金融政策であったといえる。
以下は、主に経済にそれなりに詳しいと思われる人たちの言説。桝添の総理の脈は、まったく無く洒落に近い言辞だろうが、桝添は、例の「ゼロ金利政策解除」や「良いデフレ論」の日銀総裁速水 優(はやみ まさる)を強烈に批判、退陣を望んでいたことでも分るように、前者の二人より、「経済」には理解があると思うが、これも「自民党」の政治喜劇物語のうちに、洒落に終わったな。
二人とも、消費税の増税には着手しなければならないとする。福田は、目的税ではない消費税、麻生は福祉目的税としての消費税である。国民経済の体力が、十分でないとき、デフレの脱却もなされていないときに、消費税の増税など、有効求人倍率が、団塊の世代の退職と「景気」の拡大によってやっと改善され、失業率も3.6パーセントにまで改善された状況下で、そのようなマクロ経済政策を採れば、自然増収もまったく見込めず、更なる緊縮財政への道に赴く懸念がある。そうした将来見込みが成立する中、残念ながら、彼らは、本人の意思とは別に、総理になりたいだけの物悲しい政治物語に終わる結末を描くことになるかも知れない。日本を立て直すという意志と信念あるのなら、その適切な采配を、政策を唱えるべきである。この点では、はっきりといって安部の、すなわち、中川秀直の「上げ潮」路線、経済成長路線の方が、実際に「稼動」させることが日銀の福井の頓珍漢な「経済」観によって阻害されてきた悲劇があるが、数段も上の経済金融政策であったといえる。
以下は、主に経済にそれなりに詳しいと思われる人たちの言説。桝添の総理の脈は、まったく無く洒落に近い言辞だろうが、桝添は、例の「ゼロ金利政策解除」や「良いデフレ論」の日銀総裁速水 優(はやみ まさる)を強烈に批判、退陣を望んでいたことでも分るように、前者の二人より、「経済」には理解があると思うが、これも「自民党」の政治喜劇物語のうちに、洒落に終わったな。
9月15日8時34分配信 フジサンケイ ビジネスアイ
■「誰でもプラスなし」/舛添氏に期待の声
衝撃の安倍晋三首相辞意表明を受けた次期首相を選ぶ自民党総裁選が14日告示されたが、福田康夫元官房長官と麻生太郎前自民党幹事長が出馬を表明した。意欲をみせていた額賀福志郎財務相は立候補を断念し、福田、麻生両氏による一騎打ちの公算が大きくなった。党内情勢では「福田優位」の流れが強まっているが、経済財政政策の手腕は未知数だ。日本経済や株価には、誰が次期首相にふさわしいのか。エコノミストやアナリストら識者に聞いた。
5人中2人が挙げ、一番人気となったのが福田氏。大和証券SMBCの西村由美マーケットアナリストは「今の自民党に重要なことはまとまることで、福田氏なら党運営は落ち着く」と指摘。岩井証券の有沢正一イワイ・リサーチセンター長も「一番安定感があり、政局も落ち着く」と期待している。
証券会社のアナリスト2人が福田氏を挙げており、株式市場関係者は政局不安による市場の混乱を懸念し、「安定感」を求めているようだ。ただ、株価の押し上げ効果を期待しているわけではなく、西村氏は「次期政権は短命に終わるので、(株価は)ポジティブにもネガティブにもならない」と指摘。有沢氏も「市場は大きく好感しないだろう」と冷静にみている。
谷垣禎一元財務相とともに、出馬表明した麻生氏を挙げたのが、ニッセイ基礎研究所の矢嶋康次シニアエコノミスト。「次期首相には、財政構造改革と消費税を含む歳入改革が重要なテーマになる」と課題を指摘。「構造改革の旗を降ろすと、外国人投資家の売りで株価に影響が及ぶ」と警告した上で、「政策の継続性」という観点から、麻生氏を指名した。
明治大政経学部の高木勝教授が挙げたのが、舛添要一厚労相。旧来の自民党の派閥の力学で次期首相選びが進んでいることに嫌気し、「経済が分かっているし、バイタリティーもある」とエールを送る。出馬表明した福田、麻生両氏については、「経済分野の最低限の知識は持っているだろうが、深い見識があるか未知数」と疑問を呈した。
「該当者なし」と最も辛辣なのが、信州大経済学部の真壁昭夫教授。「日本経済は景気拡大を持続する上で重要な時期にあるが、経済政策を引っ張っていく人材が見当たらない。誰がなっても経済にはプラスにならない」と、あきらめ顔だ。福田、麻生両氏についても「福田氏は保守的で構造改革が後退する恐れがある。麻生氏も漫画には詳しいが、経済に深い考えがあるとは思えない」と切り捨てた。
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