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 FRBの実験  
1/28日の米連邦公開市場委員会(FOMC)後に公表された声明文では、モーゲージ担保証券(MBS)などの買い入れを予定通りに3月末で終了させると明記した。

市場の一部では、ホーニング・カンザスシティ連銀総裁が長期間FF金利を超低水準に据え置く見通しに反対したことに注目が集まっているが、今後の米金融政策の動向を計るには、MBS買い入れ終了後のマーケットの反応と米連邦準備理事会(FRB)の対応が大きなポイントになる。 もし、買い入れ終了後にMBSの流通利回りが大幅に上昇すれば、住宅ローン関連の金利を押し上げる。   

一方で米住宅市場は、2009年12月の新築住宅着工が前月比マイナス7.6%の年率換算34万2000戸に減少。11月スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)/ケース・シラー住宅価格指数(主要20都市)は、前月比マイナス0.2%となった。ここで住宅ローンが上昇すれば、マーケットに冷水をかけることになるだろう。 FRBも非常に周到で、FOMC声明文では「金融安定と経済成長支援のために必要な場合、これらの計画(3月末での買い取り終了)を変更する用意がある」とした。このためマーケットでは「クレジット市場の反応も限定的だった」(外資系証券)という。  

もし、一部で言われているようにMBSの流通利回りが100bpを超えて上がるようなら、米クレジット市場の機能は本格回復していない証拠となり、FRBが何らかの対応をする可能性がある。 しかし、そのときは利上げという「出口」が、相当に遠い存在であるとFRB自身が語ることに等しいだろう。 中国の預金準備率引き上げとともに、FRBの各種サポートの手仕舞いで、過剰流動性に支えられた相場展開が転機を迎えつつあるのではないか、との思惑がある。 だが、新たな米金融規制案の影響を受け、新興国やコモディティからマネーが逆流している部分を除けば、流動性の量の変化がマーケットの主要テーマになるところまでは来ていない。 MBS買い取り終了というFRBの実験結果は、この先の世界経済の行方を決める大きな分岐点になりそうだ。

ロイターの記事。 どうなっているんだか、FRB。こりゃあ駄目だ。モーゲージ担保証券(MBS)などの買い入れを予定通りに3月末で終了って、本気か?!それと同時に長期国債の買い入れ額を増やすなら、財政赤字が100兆円を超えているから量的緩和政策への妥当な金融政策シフトになるだろうけど・・・・。バーナンキはインフレターゲット論をどこかに置き忘れたのか。インフレ嫌いの病気にでもなったか?!(笑)  バーナンキのすること、考えていることが分からなくなってきた・・・・。
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