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財務省が24日発表した2007年の貿易統計速報(通関ベース)によると、香港を除く中国との貿易額(輸出額と輸入額の合計)は28兆円弱に上り、暦年ベースで初めて米国との貿易額を上回った。輸出額から輸入額を差し引いた日本全体の貿易黒字額は前年比37.0%増の10兆8249億円となった。貿易黒字が増えたのは3年ぶり。原油高に伴う輸入額の膨張や米国の景気減速に伴う対米輸出の落ち込みを、中国や欧州連合(EU)向けの輸出の伸びで補う形が鮮明になった。

 香港を除く中国との貿易額(輸出入の合計額)は27兆8676億円。輸出が前年比19%増、輸入が9%増と、ともに9年連続で増えて過去最高額を更新。輸出は半導体などの電子部品が好調。香港向けを含めた輸出額は17兆4137億円と、初めて米国向けの輸出額を上回った。対中貿易収支は2兆1859億円の赤字で、赤字幅が2年連続で縮小した。(16:09) 日経新聞
備忘録として残す。マクロ経済としては中国と米国を比較するのは、かなり無理がある。米国の輸入は、製品であり、中国のそれは、半製品、衣料品である。需要の質が違うのである。産業構造も大きな違いがある。製造業において中国は、総ての部品を技術的に作れるわけではない。米国は、作れるのだろうが、成熟期を過ぎて、衰退産業へと転落しているのである。
 政治的外交的大国としての中国と経済的にも外交的にも大国である米国の狭間で、ゆれ続ける日本という位置が、良くも悪くもこれからの状況なんだろうな。
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