主に政治と経済について、思いついたことを語ります。リンクフリー、コピーもフリー
ケネス・ロゴフ、ハーバード大学教授は、不況ではなく大収縮と30年代の大恐慌とは違うということを述べている。2~3年後の中国経済には懸念を示し、また、欧州の中東欧には警戒感を示している。各国の財政負担率が、余りにも巨大すぎるということが、大きな懸念だということだろうか?今後についても楽観的にはなれないと述べている。
―具体的には、どの国のデフォルトリスクを心配すべきか。
中欧、東欧、バルカンには、リスクの高い国が多数存在する。ハンガリー、ルーマニア、ブルガリア、そして特にウクライナは非常に危険な状態にある。また、これらの国に対して相対的にはましな状況にあるものの、ポーランドやギリシャの先行きも心配だ。
仮に中・東欧で危機が起きれば、当然ながら、欧州経済への打撃は計り知れない。銀行システムへの影響はもとより、中・東欧への拡大によって安価な労働力などを手に入れ、経済のダイナミズムを高めてきた欧州連合(EU)の経済成長シナリオそのものが壁にぶち当たるからだ。
とはいえ、「量的金融緩和」が、無効だとは言っていなし、「量的金融緩和」とインフレの目標は、日本においては有効であるとしている。この辺が、巷の根拠なき政策提言なき経済屋の煽りとは違う処も再確認すべき、だと思う。他のインタビューになるが、日本の政策に対する助言も以下の引用のように適切なインフレ政策を提言している。
日本銀行は素晴らしいリサーチスタッフを抱え、総裁は聡明であり、とてもプロフェッショナルな組織だが、ことインフレについてはスタンスを改めるべきだと思う。いまや、米国のFRB(連邦準備制度理事会)の中からでさえ、3~4%のインフレを目指すべきとの声が聞かれる。日本も、インフレターゲットでも、日本流のオリジナルバージョンでもいいから、早く発想を切り替えるべきだろう。
それにしても、写真のない和訳しか読んだことがなかったが、ロゴフって禿が激しいなぁ。頭のいい人、経済学者(バーナンキ、スティグリッツなど)は禿が多いのか(冗談)
PR
カレンダー
リンク
カテゴリー
最新コメント
[10/17 coach outlet]
[10/15 ティンバーランド ブーツ]
[10/11 モンクレール ever]
[10/11 コーチ バッグ]
最新記事
(06/22)
(06/11)
(01/22)
(12/01)
(09/06)
(08/16)
(08/11)
最新トラックバック
プロフィール
HN:
解 龍馬
性別:
非公開
ブログ内検索
アーカイブ
最古記事
(09/20)
(09/21)
(09/25)
(09/26)
(09/27)
(09/28)
(09/29)
カウンター
アクセス解析
フリーエリア
組織の中の人